
昨日(木曜)なんだけど、ランチタイムも過ぎたやよい軒でお昼を済ませました。チキン南蛮とエビフライの定食。隣のテーブルには、話し込むカップル。お世辞にもモテそうにないオヤジと、ちょいブスだけど妙にエロそうな女の子。年齢的には20代半ばくらい?地味そうなんだけど、結構男を食ってそうなタイプ。ぼく的に大好きなタイプ。そんなタイプ。もうタイプ。
なんとなく耳に届く会話を聞くともなしに聞いていたんだけど、ご飯おかわりしちゃいそうな内容だった。あまりの香ばしさに、途中から思い切り引き込まれちゃったもの。ちょいブスが、オッサンを勧誘してるの。純度100パーのマルチ商法、遊びのないねずみ講?今どき珍しいくらい直球のシステムで笑った。さすがにオッサンも分かってるんだろ?って思いたいけど、たぶん生まれて一度もモテ期がこなかったような風体の彼は、ニコニコと彼女の話に相槌を打っている。
その笑顔を見て、あんた騙されてるぜ?なんて教えるのは無粋だろって思った。彼はこれからマルチ商法にカネを払うんじゃないんだ。彼女の笑顔、彼女との今この瞬間に対価を支払うんだよね。そう思ったら、ちょっとだけ素敵な気分になったよ。ハートウォーミングな物語は、そこら辺に落ちているんだね。ありがとう、ちょいブスのエロい君と、50過ぎの冴えないオッサン。
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